2月24日の東京マラソンを追いかけ撮影に行ってきました。 最近マラソンのトップ選手と市民ランナーのギャップの大きさにに思い至りトップ選手の後を行く3万6千人の市民ランナーってどんなもの?て好奇心+写欲が湧いてきたのです。 追いかけと言っても当然特定の一人を追跡撮影できる訳は無いので特定の場所でスポット撮影です。自ら課したミッションは
第1ポイント:新宿都庁から新宿駅でスタート直後の群集ランナーと高層ビルの谷間を走るランナーを撮影。+山手線ガード下を走るランナーと電車と絡めての撮影。
第2ポイント:芝公園に移動して東京タワーとランナーを一緒に写す。有楽町に移動して新幹線とランナーを一緒に撮影。
第3ポイント:浅草に移動してスカイツリーとランナー、雷門とランナーを絡めて撮影。
8時ちょっと前に新宿駅に着くと改札の混雑が始まっていましたがJRの適切な案内放送ですんなり駅は出られました。途中、便意をもよおしてトイレに入ろうとしたら駅もバスターミナルもホテルもどこも行列。なんとかコンビニで一人待ちのトイレを見つけホッ。 そして都庁まで行ってみましたがスタート地点周辺は一般人は立ち入り禁止で直接は見られないではありませんか。仕方なく都庁北の三叉路から望遠レンズで撮影しようとしたらここも立ち入り禁止になるということ。えー!じゃあ一般市民はスタートが見られないのー。練習風景だけちょっと撮影。
なんだよーと思いながらも競技場を借りる予算を節約してエコな大会を目指してるのかなと好意的に解釈してアイランドタワー前に移動して何とか場所を確保。幸いビルの谷間と言う感じには丁度よい場所でした。それでもスタートまでまだ40分もあり北風が予想以上に強く冷たく凍えてました。こんな天候の中でも走れるランナーの凄さを実感しました。そしてスタート。トップ選手数十人があっという間に通過。これらの選手は全参加者のうち0.7%とか。3時間を切るランナーまででも2.5%だそうです。ですからこの後に続く一般市民ランナーの群れは凄いのです。
こんなすごい仮装のランナーも、この人は完走したのかなー。そのほかにも仮装ランナーはいっぱいでした。
新宿駅に移動しながら流し撮りで試行をしていたらビルの谷間の影に入った時シャッタースピードが1/5秒になってランナーが波のような面白い写真になりました。
その後新宿駅に向かいながら歩道橋でランナーと電車がらみの写真が撮れたのですが、立ち止まり禁止のため電車の先頭が入らなかったけどやり直しできず。
本当にすごい数のランナーで驚いたのはもちろんですが、交通だって長時間の通行止めにしてランナーを走らせるのですからすごい大会です。 よくぞこれだけのイベントを立ち上げたと思います。 以前何かの記事で東京マラソンを立ち上げたのが石原前都知事の唯一の功績だと言うような記事を読んだ記憶がありますが実際にこのイベントを目の当たりにするとそう思います。あの人でなければ出来なかったでしょう。
続く