3月17日は朝から天気が良さそうなので富士山バックに東海道新幹線が写せる田子の浦ポイントに行ってみることにしました。ここは過去2回来ていますがいずれも富士山が見えなかった場所。3度目の正直で今回はクッキリ富士山が見えました。新横浜、品川、東京駅をそれぞれ6時に出る始発電車が6時20分ごろから次々に通過。お見送りしました。そう、富士山が見えているのは今回が初めてで撮影場所がすぐ決まらず始発3兄弟の撮影には間に合わずお見送りだけでした。(^^; まぁ、この時期日の出が5時50分なってしまって紅富士のタイミングも外しているので焦る必要もないし、富士山が見えるこの状態で良い撮影ポイントを探りましょう。
深く考えずに撮っても斜光に照らされた富士山の魅力でまあまあ良い写真です。だけど平凡。 それにこの車両の向きはちょっと斜め後ろから見る形なので左向きの下り電車の方が良さそう。
もう少し近づいて下り電車を撮影。しかし、これも・・・架線柱の影が派手に車両にかかってしまいました。鉄道写真では晴れていてもこれがあるんですよねー。トップライトになれば影は小さくなりますが富士山が霞んだり見えなくなる可能性もあって悩ましく難しいところです。
田んぼの畔に咲くホトケノザの群落があったので前景にして撮影してみました。去年の4月下旬には田植えの前にレンゲ畑を作ってくれてましたが今はまだこんな状態です。今年もこれからレンゲ畑を作ってくれるのかな?
場所を移し富士川橋梁で富士山背景の新幹線撮影。残念ながらここでも見込み違いあり。鉄橋のすぐ下で護岸工事をしていて近くからは撮影でず、離れてもクレーンが邪魔で構図がかなり制限されてしまいます。なんとか富士山背景でクレーンが入らずに撮影できるポイントを見つけ富士山の高さ大きさが出せる良い構図かと思ったのですが、トラス橋の影が派手に出るし背後に東海道本線の鉄橋もかぶったりでちょっと問題ありでした。やっぱり鉄道写真は一筋縄ではいきません。また富士山も中腹に雲が湧きだしてきていて、撮影してるうちに濃く広がりだしています。そろそろ隠れる準備かな?と次の撮影に向けて心配になるのでした。
実はこの日もう一つのお目当てがあって、ドクターイエローの走行日なので富士山バックに写そうと思ったのでした。ですが富士山が見えるかどうなるかわからない予兆が出始めているので思い切って富士山背景はあきらめました。後追い撮影になるけど雪漁港が背景に入る俯瞰ポイントで撮影。黄色にちなんでミカンも端っこに入れてみました。
今回の撮影を含めた新幹線動画です。